1985-12-12 第103回国会 参議院 商工委員会 第6号
したがって、開放にしてしまえばもっともっと安く消費者に供給できるのにということは、いろいろな問題がございますし、特に米などは、私は国際流通過程の中で大変大きな問題があるといつも思っておりますが、しかし日本の農業を守るためには、米はこういったシステムであらねばならぬという真剣な討議が政治の場でいつも行われておると同じように、石油の場でも、例えばOPECであるとかメジャーであるとかあるいは民族産業のあり
したがって、開放にしてしまえばもっともっと安く消費者に供給できるのにということは、いろいろな問題がございますし、特に米などは、私は国際流通過程の中で大変大きな問題があるといつも思っておりますが、しかし日本の農業を守るためには、米はこういったシステムであらねばならぬという真剣な討議が政治の場でいつも行われておると同じように、石油の場でも、例えばOPECであるとかメジャーであるとかあるいは民族産業のあり
そういう意味で、フランスのSEITAがとった一社で対応するということにおいて、民族産業を守るという立場から、私は製造独占という形をとられたことは適切だと思うんです。 そういう意味で、臨調が考えていたものと今回政府が提案したこととは明らかに違う、こういう性格において違うんだということを、私は総理からはっきり答弁していただきたいと思うんです。
それから分割・民営にすれば、待ってましたとばかり外国資本の投入ということが行われて、民族産業が全滅するというようなことになると存じますので、この民営・分割はしない、そして製造独占は恒久的に守るということについて、いささかも変更はないということについての見解をもう一度総理からお聞きしたいと存じます。
よって政府は、繭糸価格安定制度の趣旨を体して、生糸及び絹製品の輸入秩序化に万遺漏なきを期し、昭和五十九年度の繭糸価格の決定に当たっては、左記事項の実現に努め、伝統的民族産業である蚕糸業の安定的発展に遺憾なきを期すべきである。 記 一 養蚕農家等の経営状況を踏まえ、再生産可能な繭糸価格の実現に努めること。
しかし、外国の顔を立てて我が国の伝統的民族産業が崩壊に瀕するなんというようなことがあってはならない。これがやはり前提に据えられななければならないと私は思う。 ですから、私はこの際、一つは、なるほど繭糸価格中間安定制度を堅持する、これはどうしたって堅持してもらわなければいけませんよ。
よって政府は、繭糸価格安定制度の趣旨を体して、昭和五十八年度の基準糸価等の決定に当たっては、左記事項の実現に努め、伝統的民族産業である蚕糸業の維持、発展に万遺憾なきを期すべきである。 記 一 養蚕農家等の経営状況を踏まえ、再生産可能な繭糸価格の実現に努めること。
○鈴木和美君 なぜ私がそのことを質問したかというと、受け取り方はいろいろあると思いますけれども、私の昨日の受け取り方としては、自由貿易ですから、それぞれ均衡した貿易をやることは必要だと思うのですが、何かアメリカとの関係だけで、つまり民族産業である日本のたばこというものに対しては、逆に今度はむしろしわ寄せされていくみたいな傾向が強いというように、昨日の質問を私はそうとったんです。
わが国の伝統的民族産業である蚕糸、絹業を取り巻く情勢は、絹需要の大幅減退、海外からの生糸、絹製品の輸入圧力、糸価の長期低迷等を背景として、蚕糸砂糖類価格安定事業団の在庫が異常に累積する等きわめて厳しい事態に立ち至っております。
よつて政府は、繭糸価格安定制度を堅持しつつ、昭和五十七年度の基準糸価等の決定に当たつては、左記事項の実現に努め、伝統的民族産業である蚕糸業の安定的発展に遺憾なきを期すべきである。 記 一 養蚕農家等の経営状況を踏まえ、再生産可能な繭糸価格の実現に努めること。
あなたの方はそれを期待しておるのかもしれぬけれども、私は、率直に言って、蚕糸業というのはわが国の伝統的民族産業というふうに位置づけられておりますし、かつては日本経済を支える大宗として高く評価をされていたそういう時代があるわけですし、少なくてもこれ以上崩壊過程に蚕糸業を追い込んでいくというような方向は厳に慎まなければならないんじゃないか。
○武智説明員 農林水産省といたしましては、あくまでも養蚕業につきましては伝統的な民族産業であるというふうに考えておりまして、まさに今後とも維持、育成を図っていくという考え方でございます。ただ、御承知のとおり、現在事業団には在庫が十六万俵弱ございますので、これを何とかして克服しなければならない。
○二瓶政府委員 蚕糸業は、わが国の国民生活等にも民族産業として深く根差しておるものでございますし、養蚕業そのものも、山間地あるいは畑作地帯におきまする複合作目として非常に大事な部門であるというふうに考えております。したがいまして、今後ともこの養蚕業等につきましては、やはりそういう位置づけというものは変わらないものであるというふうに思います。
蚕糸業の振興に関する決議(案) 我が国の伝統的民族産業である蚕糸・絹業は、最近の絹の需要減退、生糸・絹製品の強い輸入圧力及び糸価の低迷等を背景として、現在極めて厳しい事態に直面している。
蚕糸業の振興に関する件(案) 最近における絹需要の減退、糸価の低迷及び生糸・絹製品の強い輸入圧力等を背景として、わが国の伝統的民族産業である蚕糸業及び絹業は、極めて厳しい事態に直面している。
蚕糸業の振興に関する件(案) 世界的な生糸、絹製品の著しい供給過剰基調の下で、苦境に直面している我が国の伝統的民族産業である蚕糸業及び絹業は、一体となった発展を期する必要がある。
○清水委員 どうも大臣にそう言われるとはなはだ困るのでありますけれども、もう一つは、たとえば次官の発言が意味するものを私なりに理解をする場合、矢野次官の発想の中には、たとえば絹織物業界さえ安定的に成り立っていけば、わが国の非常にすそ野の広い、しかも伝統的な民族産業とも言うべきたとえば蚕糸業、養蚕農家や製糸工場等がつぶれてもこれは仕方がないといったような発想につながるのじゃないかということを憂えるのです
ですからやはり本当に専売公社に課せられた発祥の経緯から、たばこの場合は財政専売でありましたし、それから同時に、やはり民族産業の擁護という二つのことが公社、いわゆる専売法が制定された当時の経緯でございます。
それから絹関係でございますと、どうしても国内関係が非常に圧倒的に多いわけなんで、やはり絹関係から申しますと、何といっても国内の民族産業を生産しておる関係上、需要促進という意味で少しでも和装になじんでいただく、こういう日本の特殊事情をまず勘案した着つけ教室とか、こういったあらゆる学校を通じての問題、こういった問題においての消費拡大、そういうようなことをまず産地全体が考えると同時に、やはり高級化、多様化
やはり民族産業として育てる必要があるとわれわれは思う。その点をあなたらがただ消費者、どうも農林省は農村に目を向けずに都市に向けておる。都市型農林省になっておるのだ、あなたらは。本当は農村型の農林省にならなければいかぬのだ。あなたらの目のつけどころが違っている。だから、そういう点でもう少し農林省は——この前も私は申した。農林省の役人は昔は根性があった。いまはもう農林省の役人は根性がない。
三番目には、国内経済あるいは民族産業あるいはよく言われる温室経済をもう少し近代化していく一つの使命を果たしてもらいたい、こういう私はいわゆる産業保護、いまも議論が出ましたセーフガード以外に任務を果たしてもらいたいということを特に要望してみたいと思うのです。
決して増税ということだけでなくて、やはりそういった民族産業の育成ということもあわせて考えていただかなければならぬわけでございます。そういった意味で、今後そういった私が申し上げた厳しい事態が発生したような場合には、大蔵大臣としてはぜひとも予算措置をしっかりと前向きで善処したい、こういう御答弁をいただきたいわけでございます。
あえて民族産業とまでは申しませんけれども、日本古来の清酒業界というのは非常に苦境に立っておる。こういう事態を踏まえて、ひとつ何かいい方法はないかと思いますが、農林省として、少なくとも新米を出すぐらいの答えはいただきたい、こういうふうに思います。
養蚕というのはいわばわが国の民族産業であり、皆さんも十分承知のとおり、日本の独特の産業でもあります。一度これが衰退しましたものは二度と立ち上がれないという歴史を持っております。